2009年4月24日金曜日

お誕生会のこと

 子供の幼稚園では、月に一度、その月に生まれた子供たちの誕生会をやってくれる。やってくれる、のだが、ケーキや飲み物は親が用意するのであった。
 最初、今月のお誕生会で祝われる子供の名前が廊下に貼り出され「ケーキと飲み物の用意をお願いします」と書いてあるのを見たときは、全員が用意するのかと思い、担任に聞いてみたところ「いやいや。ここに名前のある、この親が用意するの」とのこと。大きさは? との問いには「うーん、一人頭、こんなくらい(親指と人差し指で輪を作って)でいいから、全部でこんなくらい?」と30センチ×20センチくらいの四角を示してくれた。

 ほかの日本人の保護者の方に確認して、お誕生会のお土産?として、駄菓子の袋も親が用意することが多いと聞いた。これは、ケーキなどと違い、任意のものだ。担任に渡しておくと、そのお祝い会のときに子供がみんなに配るのだと言う。そういえば、毎月お誕生会のときには、チョコやグミの小袋がちまちまと入った手提げ袋をもらって帰ってくる記憶がある。だが、これは任意というし、少なくとも今年はパスすることに。

 さて、当月。やっとお誕生会の日程が発表になったので、「うちのパン屋」までケーキを注文しに行ったが、注文ケーキは、2週間前までしか受け付けてないとかで、オーブンの予定をもう決めちゃうから、融通が利かないのだとか言われてしまった。おじさんも出てきて、二人で「うーん、その日はもう空きがないなあ」などと言う。
 そして、おばさんが「If it's better, You can speak English」というので、英語に切り替えて細かいところを聞いてみたが、向こうの返事は、フランス語なのだった。そうか、You can と言ったのであって、I canって言ってないものな! と不思議なところで感動。
 でも、フランス語で、ひとしきりしゃべった後で「Do you understand?」と聞くので、「Yes. You can not bake, but you can order another bakery」と言ってみたら「Oui, parfait」(はい、合ってます)とのことだった。つまり、自分の家の竃はいっぱいなのだが、よそに頼むことはできる、ということ。
 で、ちょっと考えます……と店を出て(返事は電話で良いわよ! と言われたが、電話で会話する自信はないのだった)、しょうがなく、人気ケーキ店に行ってみて、相談したところ、そこはちゃんと、オーダー用の料金表入りチラシも作っていて、この日程でも可能だった。そこでも、ちょっと考えます――返事は電話で良いわよ! と会話して帰ってきて、夫と娘とも相談、そこで買おうということになり、また夕方その店に出かけて行って頼んだのだった。

 当日、あまりに大きいケーキに、余ったら持って帰らせてくれるかな? と期待したが、当然そんなことはなかった。でも、子供は、5の形のろうそくを立てて、「5歳の歌」を歌ってみんながお祝いしてくれたと大満足だった。日頃、悪い子だからとか、甘えているとか、ビデオが怖くてみられないとかで「今度の誕生日でもう一度4歳」とかいじめていたのもあって喜びもひとしおだったのであろう。

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