2009年3月19日木曜日

カーニバルのこと

 ヨーロッパで冬の終わりを告げるのはカーニバル。ドイツでもパレードや仮装を中心としたお祭りはあったが、ここベルギーでは「変な」お祭りがたくさんある。ユネスコ文化遺産に指定されたものもある。基本的にはキリストの受難を前に飲み食いするという趣旨のお祭りなので(乱暴なまとめだが)、山車が出てパレードしながら、いろいろ撒く、というものが多い(ように思う)。日本の節分にかなり近いような気がする。撒くものはドイツでは駄菓子が多かったし、ベルギーはオレンジが多いらしい。今年は、ドイツではメインだったRosenmontagが2月23日。そこからの一週間は学校もお休みになった。

 休みに先んじて、娘の幼稚園でもカーニバルイベントが。仮装をしてこいとのことなので、なににする? と本人に聞くと、当然のように「お姫様!」とのこと。そこで、私が気に入っているおもちゃ屋さんに下見に行くと、お姫様の衣装は良いものだと50ユーロや70ユーロする。安いのは30ユーロくらいからあるが、見ているとどんどん高いものの方が当然良いのが分かってくるので、買えなくなってくる。ほかのチェーン店も見てみたけれど、ディズニーキャラクターのお姫様衣装も売られているが、やはり高いし、ディズニーねえ……うちのやつ、まだ元ネタ知らないしね……という気持ちも。一日限りのことに、お金かけても……と思い、薄いチュールにラインストーンもどきを貼付けて、オーバースカートを作り、娘がこだわっていた背中に背負う羽根を買って、手持ちのピンクのワンピースに装着して完成、とした。
 当日、幼稚園にたどり着くと、やはりみんな気合いの入った(お金のかかった)格好をしてきていた。女の子たちはほとんどお姫様。色とりどりのドレスを着ている。一人、インディアンの扮装の女の子がいて、足下まで長くたらした羽飾りは仮装用のものと分かるが、スエードのスカートやロングブーツは手持ちのものらしい。とても格好よかった。
 意外だったのが男子陣で、ちゃんと仮装用の衣装を着ていて、バリエーションが女子より豊富。海賊あり、ロビンフッドあり、バットマンあり……。みんななりきって楽しそうにしている。海賊の男の子は短剣でお姫様集団に斬り掛かってくるし、ロビンフッドはちゃんと弓矢を持っていた。うちのは女の子だったので、やりたいだろう、喜ぶだろうと思っていたが、男の子だったら、適当にしてしまっていたかも。ちょっと反省したのであった。

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