2009年2月11日水曜日

面談のこと

 幼稚園の担任と個人面談があった。

 第二四半期の面談の希望をとります、というお知らせが連絡帳に入ってた時点で、すでに夫は逃げ腰。担任は、確かにフランス語しかできない。英語はかなりおぼつかない。私も英仏ともにおぼつかない。という状況で何を話すのだ? という当然の疑問。が、これまでも、さすがに国際児を担任する先生だけあって、そんな私とも根気づよく、分かるまで何度もゆっくり、身振りを加えてでも話してくれる人だというのが分かっていたので、蛮勇を奮って(?)面談の希望を出しておく。その希望に「すみません、フランス語勉強中なので、まだうまく話せませんが」的なメモを加えておいた(勉強中、ははっきり言って嘘……。そして、その文章は『よつばと!』台詞の応用……)
 途中、日時の確認を経て、全員の予定が貼り出されてみると、うちが全員のトップ。月曜の授業前。先生には「フランス語がわからなくても大丈夫、筆談しながらでも話しましょう」と言ってもらう。

 週末から、夫や娘に「なにか話すネタはない?」と聞いてみるが「なにもない」とにべもない。
 私「なんか、心配事とかないの?」
 夫「今はないなあ、慣れて落ち着いてるみたいだし。最初はどうなるかと思ったけど」
 私「お前は? 実は嫌なこととか、つらいこととか、この際言っておきたいことは?」
 娘「ないよ」
 私「ほんとに? エコール楽しいの?」
 娘「楽しいよ」
 夫「こっちから話す必要ないんじゃない? 向こうが話すの聞いてくればいいんだよ」
 私「ええええええ」

 というわけで、結局、フランス語で「彼女はフランス語を、クラスを理解できてるでしょうか」「彼女は臆病(引っ込み思案)すぎるように思います」を調べて頭に入れて、あとは白紙で臨むことに。

 さて当日。にこやかに迎えられて教室の子供用机に向かい合って座ると、まず、私に発言を促してくる。ので、しょうがないから「彼女はフランス語を、クラスを理解できているでしょうか」をぶつけてみる。と、「できています。もちろんフランス語のボキャブラリーはかなり少ないですが、ほかの子供たちをよく見て、それで理解しています。10月から来始めて、まだ4ヶ月なので早いと思います。九月からは、上のクラスに上がれますよ!」とここまでフランス語ながら非常にゆっくり単語を一つ一つ発音してくれたのでなんとか理解、で、次に、担任が質問していたのがわからない。えっと……という顔をしていると「She likes school? Enjoy?」と英語に切り替えてくれる。ので、こっちも英語で「はい、1月からはとても毎日楽しんでいます」と返事。と、またフランス語に切り替わって「クラスでの作業や、外での遊びを通じて、いろいろ言葉を理解しています。一番仲が良いのはやはり(もう一人の日本人の名を挙げて)ですが、彼女は、2歳のときからこの幼稚園に通ってますし、兄弟もまたここに通っていて、フランス語ができるので、彼女を通じてほかの子ともコミュニケーションできています」。こちらの反応を伺っているので、「お友達の名前をたくさん聞くようになり、私もうれしく思っています」を言おうとし、まったくフランス語が浮かばず、やはり英語で通す。と、フランス語で「この学校はクラス単位でなく、ほかのクラスとも一緒に遊んだりするので、かなり友達が多くなります」と返ってくる。ところどころ英単語を挟んでくれる。あとは向こうからベルギーには何年いる予定なのか、とか、この幼稚園の後は、小学校はこの上に上がるのか、ほかを考えるかなどなどと聞かれ「2年か3年、次の学校についてはまだ考え中」と返事。そこで「彼女は臆病(引っ込み思案)すぎるように思います」をぶつけ、「最初は大変でしたが、もう大丈夫です」とのお返事をいただく。最後に「私から見て、何も問題はないですよ!」と言ってもらって面談終わり。
 10分の予定のところ、7分くらいしかもたなかったので、がっかりするも、そのあと、子供と夫が到着するのを待っていたら、次のご両親(そのおうちは一家で登場した)も同じくらいで終わっていたので、なんとなく安心。変なところが小心者だ。

 その日は、その後、夫の秘書氏のお誕生日に花束を買う、のミッションがあり、夫とともに職場のそばの花屋で「30の女性の誕生日の花束が欲しいのですが」「予算は?」「30ユーロで」の会話がこなせて満足。でも次の色の指定で、「赤は良くない! いや、この黄色のゾーンの花は選ばないで(おそらく値段的に合わない)、こっちの花から選んで」とか言われてあわあわしてしまったけど。

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