2009年1月9日金曜日

凧のこと

 2009年のお正月のメインイベントは凧揚げ。
 
 子供がなぜか、凧が欲しいと少し前から言っていて、ケルンに買い出し旅行に出かけたときに作った買い物メモに「たこ たこ たこ」と三人分だと三個も書いたりしていた。だが、ほかの買い物が忙しく、おもちゃ屋には寄ってもやらず黙殺。その後、ブリュッセルで探してもなかなか見つからない。ドイツのものが入ってきているオランダ系の街のおもちゃ屋にも行って、店員さんに聞いてみたが「凧? ああ風に乗せて遊ぶ、あれ? ないよ」とのこと。
 ネットであれこれ調べてみたが、スポーツカイトはけっこう盛んらしいことがわかる。ブリュッセルにもクラブがあるらしい。その情報を手がかりに、スポーツ用品屋にも出かけたが、ディスプレイで一つ飾ってあるだけで、売り物はなかった。
 夫が「作るしかないんじゃない?」というので、手作り用品屋さん(文房具屋とも違うし、なんだろう、スクラップブッキングとか、子供の手作り系おもちゃとか、毛糸とかフェルトとか売っている)で細い角材(竹ヒゴはなかった)、ドイツの凧用の紙(パラフィン紙みたいなの)を購入。スーパーで鉤編み用の木綿糸を買って凧糸がわりとした。
 大晦日の夜、酔っぱらいながらも作った。ネットで調べて日本のいわゆる角凧と、ヨーロッパ風の上部がつぶれた菱形みたいなやつと二つつくっておいた。この菱形のは、Eddyという名前がついているらしい。最初に作った人の名前だとか。1900年の図面(?)もネットで発見した。

 が、元日はベタ曇り。二日もますます天気は悪く、やっと三日になって快晴になってので、近くの自転車やスクーターを練習させに行く公園に出かける。弱い風がある絶好の凧揚げ日和。もちろん、日本じゃないのでほかに凧を持ってきている人はいない。もっているだけでふわふわと空中に上がるが、バランスが悪く、うまくいかない。しっぽがあるせいか少し安定するEddy凧を子供に持たせてあげさせて、その間、角凧を調整。そのうちに子供のEddy凧からしっぽを少し切り離し、角凧につなぐ。安定して、高く上がった! と思ったのもむなしく、木に引っかかり、あえなく壊れてしまった。
 おろした後は高度を上げようとか野望せず、子供が持って走る分には楽しくひらひらと上がるのでよしとすることに。

 しかし、竹ヒゴではないので骨は折れやすいし、凧糸じゃないので糸も絡まりやすい。やはりこれは正式のを手に入れなくては、と思ったのだった。ネットで見れば、ドイツ製もフランス製も子供用もたくさんある。年末にはなんとか年内に手に入れなくてはという気持ちが強すぎて、ネットで買おうとは思わなかったのだった。
 さて、どれをいつ買おうかな。まえにドイツ人に聞いた話だと、ドイツでは収穫後の麦畑で揚げるので、季節としては春に揚げるものなのだというし。

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