2009年1月6日火曜日

年越しのこと

 初めてのベルギーでの年越し。夫と「でもお餅は買おうよ」「え~、だったら日本から送ってもらったのに! なんでもっと早く言わないの!」と会話して、はたと気づくと、ドイツ時代はせっかくの長い休み、遊び歩いていたので、自宅で年越ししたことがなかったのだった。フィレンツェとか、スキー場(といってもクロスカントリー)とか。
 けっきょく日本食品店でお餅と里芋を買って、マルシェで鶏肉とほうれん草を買っておいた。お雑煮対策也。
 クリスマスには、ブッシュ・ド・ノエル一色だったケーキ屋さん(やパン屋さん)の店頭が、29日あたりから、いっせいにハート形のケーキに替わっていた。どこも同じ様式なので、決まりというか伝統なのかも。クリームでふち飾りをしていたり、バラの形のクリームを飾り付けて「Bonne Anee!」と直に書いたり、チョコプレートを置いたり。こういう「決まりの食べ物」に弱い私。さっそく一人用(を三人で食べるのだ……)を購入。
 大晦日、JSTV(ヨーロッパ向け日本放送)では紅白を衛星中継で、午前11時からやっていた。昼の紅白……あまり気持ちが乗らず、消してしまったが、夜にはちゃんと(?)19時から紅白の再放送をやっていた。それと、ドイツ局のVolksmusik(日本でいうと民謡かな? でも新曲が出続けるので、演歌の位置づけかも)やべたな歌謡曲の番組をいったりきたりして、すき焼き。年越しそばを食べて、前述ケーキで〆。ドイツのべたな歌謡曲は新曲であることにあまり重きを置かないのか、ずいぶん前にヒットした曲を流したりする。以前、スキー場でよくかかっていた曲が流れて、夫と二人で喜んだりした。

 12時になる前から花火が上がる音がし始めた。ドイツに住んでいる頃は、もっとみんな盛り上がっていた気がする。知り合いの60代後半のおばあさんでさえ「高台に出てライン川を見下ろしながら上げるのよ。ビール瓶の箱に空き瓶を入れたのをとっておいて、そこに花火を入れて一斉に火をつけるのがこつよ!」と語っていた。そのくせ、火薬は危ないからと花火は大晦日の前しか売ってはいけないことになっているとかで、結婚式などで使いたい場合には、そのときに多めに買って保管しておくとか。危険とか怖いとかがちょっと違うと思ったものだった。

 翌朝はお雑煮。これまでお餅が嫌いだった子供も食べるようになっていた。11時すぎにはドイツ局でウィーンフィルのニューイヤーコンサートを。これは衛星中継で日本でもやっている。紅白と逆で同じ時間。母親も気づいておかしがるメイルが届いた。めずらしく外に出ない一日。こうして2009年が明けた。

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